「ディーラー修理」ってどうなの?いろいろきいてみた!

車をぶつけてしまって修理が必要なとき、みなさんはどこへ持っていきますか?

「とりあえずディーラー」という方、多いのではないでしょうか?

今回はその「ディーラー修理」について、いろいろとしゃちょーに質問してみたいと思います。

前回までのダイレクト保険会社の話と同じように、あっと驚く実情が明らかになるのでしょうか。

保険会社同様、自動車ディーラーも身近な存在なだけにちょっとドキドキします……。

それでは行ってみましょう!

車をぶつけたら「とりあえずディーラー」ってどうなの?

━しゃちょーはもともとディーラーに勤めていたんですよね?

そうです!専門学校卒業後、約11年間勤めましたよ。

 

 

━修理が必要になったとき、とりあえずディーラーに持っていくのはよくないんでしょうか?

よくないということはないです。ただ、ディーラー修理がどういうものかをちゃんと知った上で選ぶのがよいですね。

 

 

━なるほど。では「ディーラー修理」とはいったいどんななんでしょうか?

まず「そもそもディーラーとは何をする会社なのか?」というところを確認したいです。

言葉の意味から分かるとおり「ディーラー」とは「販売業者」です。

それはつまり「ディーラー」=「修理屋」ではないということになります。これ、スゴく大事!

 

━言われてみればそうですね!なんとなく「車のことなら全部おまかせできる、安心スポット」みたいなイメージでいました。

でしょ?そういう人、多いです。

なので修理に関してはディーラーは「窓口」ってことになります。ディーラーは修理の依頼を受けると外注の工場か、社内の集中工場へ持っていくという仕組みです。ダイレクト保険と似てますね。

ディーラーというのは、やはり「車を売るための専門店」なんです。

 

━なるほど〜。結局外注の工場か集中工場へ持って行かれるんですね。では、修理の質や価格はどうなんでしょうか?

ディーラーのブランド力があるので修理の質は高そうに感じますが、実際はばらつきがあります。また、修理代を高く見積もる傾向があります。

その理由は2つ。

ひとつめの理由ですが、まずディーラーは同じディーラー間で見積もり額に差が出ないように統一された見積もり額を提示します。

同じ系列の販売店なのに価格に差があってはお客様の信頼を失ってしまうからです。

そして、同じ見積もり額を提示するためには、修理箇所について細部まで細かく見て個別に見積もることはせず、一式交換(ASSY交換)とすることで見積もり額をそろえます。

 

━それって丸ごと取り替えてしまうってことですか?

そう。一部だけ直せば直る場合でも、ゴッソリ丸ごと交換する場合の見積もりを出します。

新品部品はメーカーが作っているものなので、部品を売っても利益が出ますしね。

 

━それは高くなっちゃいますよね……。

修理代を高く見積もる理由のふたつめですが、これはなかなか現実的です(笑)

 

 

━な、なんでしょうか?

さっきも少し触れたように、ディーラーはあくまで「車を売るための専門店」です。

なので、最終的な目標は「車を売ること」です。

ということはつまり……、

 

━つまり……?

安い値段で修理して長く乗りつづけてもらうより、新車を買ってもらった方がいいわけです。

お客さん第一じゃないとかそういうことではなく、最新の車に乗ってもらうことで最高の価値を提供できる、そういう文化なんです。

だから、どうしても修理代の見積もりが高くなる傾向があります。

 

━たしかに修理代が高かったら新車買うのを検討しちゃうかも……。

「新車」ってなんといっても魅力的ですからね。

「○○だから仕方がない」みたいな、買わないといけない理由を並べられると「じゃあ買っちゃうか〜(ニコニコ)」という人は多いです。

 

━喜んで提案にのっちゃう人も多そうです(笑) ほかにディーラー修理で知っておくことはありますか?

はい。これは車を売る際に、査定額に影響してくるものなんですが、ディーラー修理をすると「入庫歴」が残り、修理したことが記録されます。

 

 

━修理をした記録?

はい。どこをぶつけてどんな修理をしたかがしっかりと記録されます。

入庫歴は、オイル交換などプラス要素の記録も残りますが、修理の記録はできれば残したくないですよね。

 

━修理の記録が残っているとどうなるんですか?

下取りの査定なんかのときに、それをネタに査定額を下げられたりします。

「以前ここぶつけられましたよね〜」という感じで。

 

━それは嬉しくないですね……。

その車を買う人にとっては修理した箇所が分かるのはありがたいことなので、一概によくないことだ、とは言えないのですが、売る側の査定額だけ考えるのであれば、プラスにはならないですね。

 

━ディーラー修理について、いろいろと分かった気がします。車をぶつけて修理してもらいたいとき、「とりあえずディーラー」はやめようと思いました。

それが賢い選択だと思います。もちろん、ディーラーには大手ならではの安心感ってありますし、細かいお金は気にしないし、必要ない新車も買わない、ということならディーラー修理でもいいと思います。

逆に、損したくないし、買うつもりのなかった新車を買いたくないという方は、最初から修理専門店へ持っていくことをおすすめします。

━勉強になりました!

 

今回は「車をぶつけたら『とりあえずディーラー』ってどうなの?」というテーマでした。

ディーラー修理のポイントは3つ

  • ディーラーはあくまで「車を売るための専門店」である
  • ディーラーは修理代を高く見積もる傾向がある
  • ディーラーには修理での入庫歴がしっかり残る

これらを知った上で、ディーラーへ持って行くか、修理専門店へ持っていくかを選択してみてください。

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