カスタムの定番!「フェンダの爪折り加工」をご紹介

こんにちは。

今回の担当は、工場長・板金担当の小島です。

お車をカスタムされる方で車高を下げたり、タイヤサイズを変更すると気になるのがボデーとタイヤが干渉してしまうこと…。

その干渉を回避する方法の一つに「フェンダの爪折り加工」という選択肢があります。

今回は爪折り作業方法と道具をご紹介します!

見てください、こちらの画像。

爪折り前のフェンダの画像です。

デコボコ道を走ったら当たってしまうかも……。

こちらはタイヤを外した状態です。

ここから爪折り作業を開始していきます!

まず用意するのが、「ゴムハンマー」と「ヒートガン」です。

因みにヒートガンはドライヤーに似ていますが、ドライヤーより遥かに強力です。

これで髪の毛を乾かすものならば、チリチリになっちゃいますよ(笑)

まずはヒートガンで曲げたいところを温めます。

これは塗装が割れにくくするために必要な作業になります。

次にゴムハンマーでフェンダ爪の部分を叩き少しづつ折り曲げていきます。

ヒートガンで温めては叩きの繰り返しで約半分(45°)位爪を折ります。

次に登場するのが「フェンダ爪折り機」です!

爪折り機をこのようにセットします。

ヒートガンで温めながらコロの部分を強く押し当てて左右に動かしながら爪の部分折り曲げられる限界まで折り曲げていきます。

最後はタイヤを付くけて完成!

塗装が割れる事もなく無事終了です。

いい感じですね!

補足としまして、塗装の劣化具合や補修歴があると塗膜が割れてしまう可能性があります。

その場合は塗装修理が必要になります。

また、違法改造車の作業はお断りしています。

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