ガレージローライドの道具達vol.10「トレカット・トレブロック」をご紹介

初めまして!
今回から記事を担当する塗装チームの飯森です。
前々回の記事で玉利先輩が磨きのポリッシャーについて説明をしてくれましね!

まだ見てないという方是非ご覧あれ~。
(ガレージローライドの道具達vol.9「ポリッシャー」を紹介)

ということで今回は「磨き 第2弾」です!
磨く前に必要な道具とその使い方を紹介したいと思います。

こちらがコバックス社のトレカットとトレブロックになります。

箱に入っているのがトレカットです。
トレカットは磨き用のサンドペーパーでそれぞれ番手が決まっているんです。
左からイエロー♯800→ピンク♯1500→ブラック♯3000番手になっています。

基本的に番手は低ければ荒く、高ければ細かくなってます。

なのでこの3つのなかでは♯3000のブラックが一番細かいことになります。

トレカットは1枚が板チョコみたいになってて、8シートに分かれてます。

一番多く使うのはブラック(♯3000)ですね。

塗装後は、十分に乾燥させる必要があります。
乾燥中に空気中の細かいチリや、ほこりが付着してしまう場合があるんです。
そういった塗装面に付着したゴミを除去する際に使用するのがトレカット、トレブロックなんです。

トレカットは裏面がシールのようになっているので、指にのせてさっと研いであげます。

この時指で強く当ててしまうと面が崩れて、凹みになってしまうことがあります。

すごく繊細な作業なんです!

爪楊枝の先くらいの細かいチリならこれだけで凹凸はなくせます!
もちろん凹凸はなくなっても削った傷は残るので、磨きは必要になります。

カッターの刃を使うこともあるんです。

塗装パーツの形状によって道具を変えます。

うーん・・・こーゆー作業が難しいけど、楽しさだったりするのよねー(笑)

カッターの刃以外にはトレブロックを使います。

トレブロックは名前の通りブロック状の物で、材質的には堅いゴムです。

形も色々あり様々なシーンで活躍してくれます。
平らな塗装面に対しては四角のブロックを使い、逆Rの効いた反り返すような窪みには涙型のブロックが役に立ちます。

ブロックに先ほどのトレカットを貼り付けて作業していきます。

一番荒い番手で削った場合は、順番で番手を上げていきペーパー目を細かくし、最終的にはコンパウンドで傷が隠れるくらいまで細くしてあげます。

この工程が終わると次はいよいよコンパウンドとポリッシャーを使った磨き作業に入ります。

磨く
というとポリッシャーでガンガン磨くイメージの方も多いかもしれませんが

こういった磨き前の工程が仕上がりに影響するんです。

小さな道具ではありますが、いざという時に活躍してくれるトレカット・トレブロックの紹介でした!