ガレージローライドの道具達vol.1「ビニール手袋」

こんにちは、ガレージローライドPRキャラクター、そしてこのサイト「インサイドガレージローライド」のナビゲーター役をつとめるロライドです!

今回の記事は、新コーナー「ガレージローライドの道具達」です。

ガレージローライドで使う専用工具や器具、意外と重要な日常アイテムなど、いろんな道具を紹介していきます!

記念すべき第1回の道具はこちら↓

え、吉田くん?

スタッフは道具じゃないよ(笑)

 

ちがいますよォ〜!

ここ見てください、ここ↓

あ〜、ビニール手袋ね!

 

そうです!スタッフのみなさんはだいたいいつもビニール手袋をしているので、きっと大事なんだろうな〜って思って。

 

ロライドちゃん、鋭い!

実際すっごく大事です、ビニール手袋。

なんでかっていうと……、

ちょっと長くなるけど聞いてね。

 

はい!

 

 

まず板金塗装の天敵の話から。

板金塗装の天敵、それは……、

水分油分です。

塗装前の鋼板をむき出しにしたパネルに、水分や油分が少しでも付いていると、塗装後に100%不具合が出ます。

 

ちょっと付いていただけで100%不具合ですか……。

 

 

そう。なので僕らはまずその2つの原因、水分と油分を取り除いた上で作業をしていかないといけません。

エアコンプレッサーや塗装ブースに、水分を除去する機材(ドライヤー)や油分を除去する設備(フィルター)を組み込み、安全なエアーを使って作業できるようにしたりしています。

それ以外にもとっても重要なところとして、ロライドちゃんが挙げてくれたビニール手袋があります。

さっきも説明したように、板金塗装の天敵は水分油分

水分は下地処理や清掃時に使うことがありますが、これはエアーブローをしっかりやれば除去できます。

……がしかし、人の脂は脱脂しても除去しきれないケースが多いんです。

 

たしかに、ガラスなんかを触るとしっかり指紋が残りますもんね。

 

 

でしょう?だからもし素手で鋼板を触ったりパテを擦ったり、下地処理後のパネルを触ったりしたら……、

100%不具合が出ます!

 

ひぇ〜〜〜。

 

 

なので、板金塗装のお店を見分ける際にもこの「ちゃんとビニール手袋を付けて作業をしているかどうか」ってポイントは利用できますよ。

素手で鋼板をベタベタ触っているスタッフがいたら……、そのお店は不具合が起きやすいお店ってことになります。

うちは、100枚入りのビニール手袋を2週間で3箱使います。

 

ただ、素手で車に触れる例外ケースもあります。

  • 作業前の車
  • 塗装して乾燥後の作業をする車
  • 作業中だが、バラシ作業時にどうしても素手で触らなければならない場合
  • マスキング作業時 → 素手でテープを貼らなくてはなりませんので、ここは塗装面を極力触らない様にして、最後に気になった部分に下地処理を再度施してから脱脂します。

 

これ以外のときに素手で車を触っていたら、

アウト〜〜〜!ってことですね。勉強になりました!

明日からビニール手袋クンを見る目が変わりそうです♪

「ガレージローライドの道具達」いかがでしたでしょうか?

今後もいろんな道具にスポットをあてて紹介していきます!