ガレージローライドの道具達vol.24 板金塗装のプロが使う、磨きに便利な脱脂剤IPAのご紹介。

こんにちわ!

塗装チーム玉利です。

 

今回は、磨きに使用している脱脂剤についてです!

( `ー´)ノ

 

IPA(イソプロピルアルコール)っていう商品ですね。

 

プラスチック素材の洗浄や。

ガラスの洗浄にも、使用されるみたいです!

 

油分を落とす。˝脱脂剤˝って、イメージでいいと思います。

 

 

脱脂剤って言われると、シリコンオフですよね!

 

 

じゃあ。「何がシリコンオフと違うの?」って思いますよね!

僕も最初は、そう思ってました!(笑)

中身の溶剤を見ても、流石に違いは~…。

分からないですね!(笑)

 

シリコンオフと違うのは

˝洗浄力の違い˝ですね!

 

シリコンオフよりも、IPAの方が洗浄力が劣ります。

なので、軽めの油分を落とすのに適しています。

 

僕らはIPAを磨き作業で

コンパウンドの拭きとりに使用しています。

 

逆にシリコンオフで拭き取りをしようとすると洗浄力が強すぎるので、塗装面が傷んでしまう可能性もあります。

例えば、ゴミ取りをした後のペーパー目を消したいとします。

 

 

コンパウンドでペーパー目を磨いて消していきます。

 

 

この場合ちゃんと消えているのか確認したいですよね。

(;・∀・)

一見、綺麗に消せたように見えます。

(`・ω・´)

 

そこでこのIPAを吹きかけ、拭き取ります!

 

これで若干含まれてるであろう、油分を拭き取る事が出来ます。

 

 

ポイントは、余分な油分の拭き取りと

ペーパー目が消えているかの確認です。

使った後だと、はっきり分かりますね!

これは消え切っていない時の場合です。

 

ノンシリコンのコンパウンドを使用していても

肌感覚なんですけど、ちょっと油分を含んでる感覚があるんです!

 

そのコンパウンドの油分で艶が上がりやすいから

こういったペーパー目に気が付きにくいんです!

 

磨き作業の、拭き取りはとっても大事です!

Σ(゚Д゚)

磨き足りない部分は、改めて磨き直します!

 

 

前工程のコンパウントが残ってしまってると、次の工程へ影響が出てしまいます。

 

 

そう考えるとコンパウンドの拭きとりって大事だとおもいませんか??

(^-^)

 

注意点も、もちろんあります。

IPAをつかうと、若干塗装面の艶は引けてしまいます。

 

シリコンより劣るとは言え、強い溶剤に変わりないですからね。

 

 

なので仕上げ工程でしっかり

その分の艶は上げる必要があります!

 

 

こういった道具を使い

磨きの品質を、保ってるんです!

オフショットをちらり。

これサムネイルで、良いと思うんだけどな…(笑)。

 

以上!

IPAのご紹介でした!