エアロパーツの補修!どんな形も自由自在!FRP(繊維強化プラスチック)編

こんにちは!

工場長・板金担当の小島です。

 

今回はFRPについて紹介したいと思います。

 

こんにちわ!

イメージキャラクターのロライドです。

 

工場長!!

今回はFRPって・・・FRPってそもそもなんですか!?

 

FRPっていうのわね。

繊維強化ガラスプラスチックっていうものなんだ。

 

自由自在に形を形成する事が出来ることが利点です。

 

名前だけじゃ分からないと思うから

これから詳しく説明しますね。

ガラスマットと樹脂・硬化剤この3点で作業します。

 

なるほど・・・って全然わからない!

 

 

ガラスマットはガラス製のマットっていうことですか??

 

そう!

ガラス製の繊維(ファイバー)の生地なんです。

 

異なった向きに繊維が絡み合って、一つのマットになっています。

これがガラスマットなんですね~。

モフモフしてて気持ちよさそう!

 

気持ちよさそう!?

とんでもないよ!ロライドちゃん!!

 

ガラス製なので、素手で触るとチクチクして不快な気持ちになりますよ!(笑)

 

ハサミで切る際にも、飛び散ることがあるから気を付けて切っていきます。

 

そ...そうなんですね…

 

 

確かに、ガラス製の糸って聞くと危ない気がしてきたかも!

 

そうだね!

そうならないように、しっかりと知っておくことが大事だね!

そしてこれが

ガラスマットを固める樹脂です。

 

すごい色ですね。

 

 

この樹脂は2液性で

主剤100gに対して1gの硬化剤を混ぜていきます。

主剤と硬化剤は混ざりあうと、化学反応で硬化するんです。

 

ちなみに、硬化中は熱を持ちます。

 

 

ってことは硬化剤を入れすぎると

すごく熱くなるってことですか?

 

そうゆう事!

正しい取扱いをしないと危ない溶剤なんです。

 

樹脂自体は、少し粘度があります。

こっちは、ベタベタします(笑)

 

ええーーーFRP・・・嫌いになりそうです。

チクチクもベタベタも嫌です!

そうだよね。

慣れていないと、嫌な思いをするかもしれません。(笑)

次にガラスマットの貼り付けます。

 

 

まず足付けしたパーツに

先ほどの樹脂を塗って、そこにガラスマットを貼り付けます。

 

なるほど!

 

 

先に溶剤を塗って

ガラスマットを張りやすくするんですね!

ガラスマットを張り付けたら

上から樹脂を塗りこみます。

 

この時パネルとの間に

空気が入らないように塗り込むのがコツです!

 

空気が中に入ってしまうとどうなるんですか?

 

中で空気が膨張したり収縮したりするので、不具合の原因になりかねません。

 

慎重に作業しないといけませんね!

 

FRPが完全に硬化したら

バリや凹凸を削り落としていきます。

 

さっきまでモフモフだったのに・・・

今度はパリパリですね。

硬化している証拠だね!(笑)

ある程度形が整ったら、パテで最終調整を行います。

FRPって奥が深いですね!

もっと色々なことが、出来そうですね。

 

そうだね!

エアロパーツでもFRP製は多いですし。

 

FRPの作業には、様々なパターンがあります。

また紹介出来ればと思います!!

 

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以上

FRPのご紹介でした。