こんにちは。
今回の担当は、工場長・板金担当の小島です。
今日はガレージローライドが仕事中に使う道具を紹介したいと思います。
こちらです。
これはなんでしょうか?
iPhoneとかiPadみたいな見た目ですね!
これは「故障診断機」といいます。
自動車には、各機能に異常が発生するとそれを知らせるランプが点灯するのは知ってるよね?
エンジンを掛けるとメーターの周りに点灯する赤とかオレンジのランプですね!
そうです!板金や塗装を行う際、ヘッドライトやテールレンズといったランプ、各機能のセンサー等を外す作業が発生します。
その時、お車のデータにどうしても異常信号が入ってしまいます。
ランプが点いちゃうってことですね。
そう。なのでこの「故障診断機」で異常信号を消すんです。
この故障診断機1台で日本を走っているほとんどの国産車・輸入車に対応しています(古い車は除く)。
以前は、各自動車メーカーのディーラーに持ち込んでメーカー専用の故障診断機に繋いで作業してもらっていましたが、メーカー問わず1台で行けちゃう優れものです。
便利ですね!
診断中の画像です。
赤文字のところが異常信号の出ている部位です。といっても実際に異常があって信号が出ているわけではなく、板金・塗装のためパーツを外したことによって発生する異常信号です。
異常信号消去後です。
正常になりました!
このように、お車の外装だけではなく、内部まで元に戻してお返ししています!
ふむふむ、大事ですね。
ここで質問です!
はい、なんでしょう?
この故障診断機は、どこに接続するのでしょうか?
大半のメーカーは運転席の足元に接続プラグがあります。
たとえばホンダヴェゼルだと、
ここです!
あ!こんなところに!
まったく気がつきませんでした。
ふつうここまで見ないよね(笑)
こんな風につなげます。
輸入車だと助手席側にあることもあります。
ずっと昔の車にも付いているんですか?
古い車には付いてないです。
10年前くらいの車両からついてますね。
技術の進歩ですね!
そうだね〜。
入庫時にすでに異常信号が出てる場合はどうなりますか?
サービスで消去させていただいてます!
ただし弊社の作業と関係ないところで不具合があって、部品を交換したりしないと異常信号が消えない場合は、お車の引き渡し時に説明しています。
以上、今回はガレージローライドの道具達ということで「故障診断機」をご紹介しました。