ガレージローライドの道具達vol.18 (下地が楽になりました!)『Y型ブラシ』のご紹介。

こんにちは!

塗装チームの飯森です。

 

今回は裏吹きの下地で大活躍している

道具のご紹介です。

 

Y型ブラシ!

(面白い名前だよなぁ(笑))

右側は従来のブラシです。

 

 

左側はY型ブラシを

ダイグラインダーに装備した写真です。

 

Y型ブラシの方が

少し軟らかいです。

 

この毛が傷をつけてくれるので、

足が付くわけです。

 

なんで表面に、傷をつけるかというと…傷に塗料を食い込ませて、密着を高めるためです。

近くで見るとこんな感じ。

毛にも特徴がありますよね。

 

ウネウネしてますね。

天然パーマ~(*’▽’)。・・・

 

これは回転した時に

まんべんなく当たるようになっているんです。

 

ペーパーの番手で言うと

400~600・600~800番相当の2種類あります。

 

この毛には、なんと!

コンパウンドが練りこまれています。

 

すごくないですか?!

だからしっかり足が付くわけです!

これは従来のモデルで、短毛です。

こっちはあまり使わないですね。

 

中心に何か書いてあるのが分かりますかね。

 

 

実は回転数にも上限があって

このブラシの場合は4500RPMです。

 

ちなみにRPMは一分間に回る回転数の事です。

 

 

つまり一分間に4500回転までとしてください!

 

 

ってことですね。

うーん…なかなかマニアックじゃないですか??

使用する際は、写真のように

パーツに軽く押し当てて使用します。

 

ドアやボンネット・トランクの

裏の下地に使います。

 

かなり食いつく感覚があり

力強いです。

 

必ず巻き込まれない様に、両手で差さえましょう!

油断大敵!!

Y型になったことであらゆる角度で当てる事ができて

無理せずに足付けが行えます。

 

やっぱこのY型が重要なんですよ!

うんうん。

 

これなら細かい所や

複雑な形状も楽々ですね。

最後に保管方法ですが。

ブラシに負荷が、かからない様にしましょう。

 

潰れた状態で放置していると

ブラシに癖が付いてしまうからです。

 

せっかくの便利な道具ですからね!

大事にしましょう!

 

以上!

Y型ブラシのご紹介でした。