【プロの道具と技術】品質と環境を守る。次世代のスタンダード「水性塗料」のご紹介

車の塗装に使われる塗料にはいくつかの種類がありますが、現在、世界の自動車業界で主流となっているのが「水性塗料」です。 ガレージローライドでは、この水性塗料を積極的に導入し、日々お客様の愛車を美しく仕上げています。今回は、プロが扱う水性塗料の特徴と、そこにかける当社のこだわりをご紹介します。
1. 市販の「ラッカー塗料」との違い
皆様に一番馴染みがあるのは、カー用品店などで手軽に買える缶スプレータイプの塗料かもしれません。これらの多くは「ラッカー塗料」と呼ばれるものです。
ラッカー塗料は乾くのが早く塗りやすいのが特徴ですが、最大のデメリットは「シンナーなどの溶剤で簡単に溶けてしまうほど塗膜が弱い」ことです。DIYで自家塗装をして失敗してしまい、当社へ修正をご依頼いただくケースも少なくありませんが、下地の修正からやり直す必要があり、結果的に大掛かりな作業になってしまうこともあります。
2. なぜ「水性塗料」を選ぶのか?
ヨーロッパをはじめとする海外の自動車メーカーでは、すでに水性塗料がメインとなっています。その最大の理由は、「環境」と「人体」への優しさです。


従来の溶剤系塗料はシンナーを大量に使用するため、大気汚染や作業者の健康への悪影響が懸念されていました。ガレージローライドの西田社長がコストの高い水性塗料の導入を決断したのも、「より環境に良いものを使い、スタッフが健康に長く働ける環境を作りたい」という強い想いがあったからです。
3. 作業効率と仕上がりを高める「隠蔽力(いんぺいりょく)」
水性塗料には、環境面だけでなく技術的なメリットも大きくあります。それは「色の染まりの良さ(隠蔽力)」です。


溶剤系塗料では色を完全に染めるために5回ほど塗り重ねる必要があるカラーでも、高品質な水性塗料であれば2〜3回の塗装で完璧に発色させることができます。結果的に使用する塗料の量が少なく済み、より薄く均一で美しい仕上がりを実現できるのです。
4. 水性塗料の性能を引き出す「高度な設備」
もちろん、水性塗料を完璧に扱うには課題もあります。シンナーが揮発して乾く溶剤系に対し、水性塗料は「水分を気化させて顔料を定着させる」ため、髪の毛を乾かす時のように風を当てる特殊な乾燥工程が必要です。

また、水性塗料は粘度が高く、高いエア圧で吹き付けるためミストが多く発生します。そのため、「強力な排気機能」と「緻密な温度・湿度管理ができる乾燥機能」を備えた専用の塗装ブースが絶対に欠かせません。

ガレージローライドが誇るイタリア・SAICO製の塗装ブースは、これらの厳しい条件を完全にクリアしており、水性塗料のポテンシャルを100%引き出すことができます。
おわりに
水性塗料は、従来の塗り方とは異なるため職人にも高い技術と順応力が求められます。しかし、お客様のお車に「最高の品質」を提供しつつ、「環境保護」や「働くスタッフの健康」にもしっかりと目を向ける。それがガレージローライドの誇りです。
妥協のない設備と技術で仕上げる当社の板金塗装を、ぜひ安心してお任せください!



