【先進安全自動車にも対応】目に見えない「安心」を直す、エーミング作業のご紹介

2026.05.17

最近の車には、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)やレーンキープアシストといった、ドライバーを守る先進的な安全機能が当たり前のように搭載されています。 これらを制御しているのが、フロントガラスに設置されたカメラや、バンパー内部のレーダーなどの精密なセンサー類です。

しかし、事故による板金修理やバンパーの交換、フロントガラスの脱着などを行った際、これらのセンサーの角度にわずかな「ズレ」が生じることがあります。このズレを放置すると、いざという時に自動ブレーキが正常に作動しないなど、重大な事故に繋がる恐れがあります。

そこで必要になるのが、センサーを正しい基準値に調整し直す「エーミング」という作業です。今回は、ガレージローライドでの緻密なエーミング作業の裏側を少しだけご紹介します!

1. 最新のコンピューター診断機によるチェック(メーカー:Autel)

まずは、お車のシステムにアクセスするため、Autel(オーテル)製のコンピューター診断機(スキャンツール)を接続します。車にエラー信号が残っていないか、電子制御の「健康状態」を隅々まで読み取り、作業の準備を整えます。

2. ミリ単位の精度が求められる「中心線」の割り出し

カメラやレーダーに正しい前方を認識させるため、まずは「車の正確な中心線」を割り出す必要があります。 床の傾きがない平らな環境で、レーザー墨出し器や特殊な水糸を使い、車の前後から寸分の狂いもなくセンターラインを引いていきます。少しのズレが数メートル先では大きな誤差になるため、職人が最も神経を使う工程の一つです。

3. ターゲットの設置とシステムの再学習

中心線が正確に出たら、メーカーの規定に従い、車の前方の決められた距離・高さに専用の「ターゲット(標的)」を設置します。 そして、車載カメラにこのターゲットを読み込ませ、診断機を通じて「ここが車の真正面ですよ」という正しい基準位置をシステムに再学習(キャリブレーション)させます。これでエーミング作業は完了です!

おわりに

これからの時代の車の修理は、凹みやキズといった「目に見える外見」を綺麗に直すだけでなく、コンピューターやセンサーといった「目に見えないシステム」を元通りに直すことが不可欠です。

ガレージローライドでは、国が定める「特定整備」の認証を取得し、最新の機材と正しい知識でこれらの先進技術にしっかりと対応しています。 見た目の美しさはもちろん、お客様の命を守る「安全性」も新車時の状態へ。大切なお車の修理は、どうぞ安心してお任せください!