【プロの道具と技術】バンパーのツメ割れも強力補修!樹脂パーツ専用接着剤のご紹介

2026.05.10

最近の自動車のバンパーやエアロパーツ、内装部品の多くは樹脂(プラスチック)で作られています。軽くぶつけてしまっただけでも、外見は無事なのに内側の「取り付け部分(ツメやクリップの台座)」だけが割れてしまうケースがよくあります。

ツメが割れるとパーツがしっかり固定できなくなりますが、それだけの理由で高額な部品を丸ごと新品に交換するのは非常にもったいないですよね。 そこでガレージローライドでは、プロ専用の特殊な接着剤を使用し、割れたプラスチック部分を強力に再生・補修しています。今回はその秘密道具と作業風景をご紹介します!

1. 補修の要となる「プラスチックプライマー」

樹脂パーツはツルツルしているため、市販の接着剤などをそのまま塗ってもすぐに剥がれてしまいます。

そこで最初に登場するのが、この「プラスチックプライマー」です。接着剤を塗る前に下塗りとして使用することで、樹脂表面と接着剤の密着力を劇的に高め、剥がれを防ぐ重要な役割を果たします。

2. 専用ガンで押し出す「2液性ウレタン接着剤」

下地が整ったら、いよいよ強力な接着剤の出番です。使用するのは、自動車メーカーの製造現場などでも使われている非常に信頼性の高いウレタン系接着剤です。

2つの成分が別々の筒に入っており、専用の押し出しガンにセットして使用します。

先端に取り付けた特殊な「ミキシングノズル」の中を2つの液が通ることで、内部の構造によって自動的かつ均一に混ざり合います。

完璧な比率で混ざった状態の接着剤だけが先端から出てくるため、常に安定した最強の接着力を発揮できるという優れた仕組みです。

3. 割れた箇所への精密な充填と接合

準備が整った接着剤を、割れてしまったパーツの隙間に丁寧に充填していきます。

硬化するとプラスチックと同等以上の強度を持つ柔軟な樹脂へと変化するため、走行中の振動を受けても再び割れる心配はありません。しっかりとクリップが留まるようになり、元の強度が完全に復活しました!

おわりに

ガレージローライドでは「壊れたらすぐに交換」ではなく、プロの知識と機材を駆使して「直せるものは確実に直す」という選択肢を常に追求しています。 これにより、無駄な部品代をカットし、お客様のご負担を少しでも抑えることが可能です。

他店で「バンパーごと交換ですね」と言われてしまった修理でも、補修で対応できるケースが多々あります。お車のキズやパーツの破損でお困りの際は、ぜひ一度ガレージローライドにご相談ください!