【プロの道具と技術】劣化した塗膜を一掃!「ストロングリムーバー」による徹底的な下地処理

長年、強力な紫外線や雨風に晒され続けた車のボンネットやルーフは、時間の経過とともに一番上のクリア塗装が剥がれ、白くボロボロに劣化してしまうことがあります。


このような状態になった場合、上からそのまま新しい色を塗っても、古い下地ごとすぐに剥がれてしまいます。美しい仕上がりを長期間保つためには、一度古い塗膜を「完全に剥がし切る」という徹底した下地処理が不可欠です。
今回は、ガレージローライドの塗装チームが実際に使用しているプロ用剥離剤「ストロングリムーバー」を使った、こだわりの塗膜剥離工程をご紹介します。
1. 準備と厳重な安全対策
古い塗膜を溶かして浮き上がらせる剥離剤は、非常に強力な薬品です。


取り扱いには細心の注意が必要なため、作業にあたる職人は、専用の有機溶剤用防毒マスクと、薬品の浸透を防ぐ分厚い耐油グローブ(青色の手袋)を必ず着用し、安全を確保した上で作業を進めます。
2. リムーバーの塗布と「密閉」工程
劣化したパネル以外の部分に薬品が飛ばないよう、周囲をしっかりとマスキング(養生)してから、ストロングリムーバーを刷毛でたっぷりと塗布していきます。


ここでガレージローライドならではの工夫があります。塗布した薬品が揮発して乾燥してしまうのを防ぐため、アルミホイルなどを使って表面をピタッと密閉します。これにより、リムーバーの成分が塗膜の奥深くまでしっかりと浸透し、より確実な剥離が可能になります。
3. 塗膜の浮き上がりと剥離作業
しばらく時間を置くと、化学反応によって古い塗膜がシワシワになり、全体がドロドロに浮き上がってきます。


ここまで来れば、あとはプラスチック製のヘラ(スクレーパー)を使って、表面を滑らせるように塗膜を削ぎ落としていきます。強力な薬品のおかげで、ボディの鉄板本体には過度な傷をつけることなく、古い塗装だけを綺麗に除去することができます。
4. 完璧な下地の完成(鉄板むき出し状態)
リムーバーでの剥離後、さらに細かな洗浄と研磨を重ねて残った塗膜を完全に取り除いた状態がこちらです。


塗装がすべて剥がれ、綺麗な鉄板がむき出しになっています。この「まっさらな状態(完璧な下地)」を作り上げることこそが、次に塗るサフェーサー(下地塗料)や上塗り塗料の密着性を極限まで高め、新車のような美しいツヤを長期間キープするための最大の秘訣です。
おわりに
車の塗装は、目に見える表面の美しさばかりが注目されがちですが、本当に大切なのは「目に見えない下地処理」にどれだけ手間暇をかけられるかです。
ガレージローライドでは、妥協のないプロの道具と技術で、見えない部分から徹底的に美しく直します。お車の塗装の剥がれや劣化でお悩みの際は、ぜひ私たちにお任せください!



